健康スポーツナースの主な仕事

健康スポーツナースは、准看護師の資格を取得していれば20時間の講座受講で認定資格を取得できます。健康スポーツナースはスポーツや運動に関わる看護や救護の役割を担う資格で、取得していると仕事の幅も広がります。では、健康スポーツナースが具体的にどのような仕事をするのかというと、学校や地域の運動器検診に行き運動機能評価を行ったり、病院や健康施設などで転倒防止などの指導や健康のサポートを行ったり、スポーツクラブなどで救急介護や住民の健康管理を行ったりすることが挙げられます。一般的な看護師は医師と連携して仕事を行いますが、健康スポーツナースは医師だけでなく理学療法士や運動療法士などと連携して仕事をすることもあります。健康相談や応急措置をメインとし、スポーツやリハビリにおいて看護師としての専門的な知識やスキルを発揮します。

また、看護師は病気の患者さんを相手とするのが一般的ですが、健康スポーツナースはスポーツに取り組んでいる人を相手とする仕事です。そのため、スポーツ選手の記録達成のためのサポートなど通常の看護業務では得られない充実感もあります。健康スポーツナースは、スポーツイベントの救護ナースなど副業として行うのにも向いています。イベントは1日から数日のみ開催されるため、本業との調整もしやすいでしょう。また、健康スポーツナースは看護師としての知識やスキルはもちろん、患者さんに寄り添うスキルも必要となります。